知られざる気圧と頭痛の関係!

2020年6月29日   投稿者: staff

みなさまこんにちは!蒸し暑い日が続いていますね。。カンカン照りになったかと思えば急に気温が下がり雨が降ったりと、気候の変動が激しい季節です。このような天気が続くと頭が痛くなるという方も多いのではないでしょうか。現にお客様の中にも、天気が悪いとどこか調子がでないという方は多い印象です。今回はそんな天気、特に気圧と頭痛の関係について解説します!

気象病

気圧や湿度の変化によって起こるカラダの不調の事を『気象病』といいます。また天気によって痛みが悪化するような症状を天気痛と言ったりもします。代表的なものでいうと、頭痛に首の痛みやめまい、耳鳴り関節痛、神経痛、古傷の痛みなどです。皆さん一度は経験したことがあるのではないでしょうか。自律神経が関係するので、精神的な病にも関係します。

気圧と頭痛

気圧の変化によって頭痛が起こる原因についてです。気圧の変化があると、人間はまず内耳という器官で気圧の変化を感じ取り、交感神経が活発になり亢進(こうしん)します。交感神経が亢進すると、ノルアドレナリンという神経物質を分泌し、体温を上昇させたり、血管を収縮させたりする機能があります。身体は気圧の変化に敏感なので、気圧の変化によって自律神経が乱れ、頭痛が起こると考えられています。

治療法

これらの気象病ははじめ気象病と気づかずに病院などを受診する可能性があるので、適した治療がされない可能性があります。気象病が起こっている場合は内耳のセンサーが敏感になっている状態のため、それらを正常な反応にするための治療を行います。とくに予兆として、めまいが起こることがあります。そのため、めまいを抑えるための薬や、自律神経を整える漢方薬などによって治療を行います。

対策

それでは簡単にできる対策をご紹介いたします。あらかじめこれらの対策をすることで、いざ気象病が起こったときの負担を軽減することができます。

①耳全体(耳介)を掴み、くるくる回すようにマッサージする

②充分な睡眠を取る

③ぬるい温度での入浴(湯船に浸かる)

④適度な運動

⑤首や肩のストレッチを行う(頭への血行改善)

⑥アプリなどで気圧の変化を記録する。

日ごろから天気と体調を記録し、傾向をつかむのも非常に効果的です。また自律神経を整えるためにも、適切な運動や睡眠を心がけましょう

まとめ

睡眠

いかがでしたでしょうか。天気によって体調が左右されてしまうこと、またそれらは普段の生活である程度防ぐことが可能です。日頃から十分にカラダを動かし、しっかり睡眠を取ることで自律神経が整い、心もカラダも健康になります。

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