運動以外の活動で消費カロリーを上げる
2022年9月18日ダイエットを始めると“運動をして消費カロリーを高めよう”と考えると思います。
運動はもちろん大切で、積極的に行うべきではありますが、実は“運動以外の生活で消費するカロリー”も大切です。
本日はこの”運動以外の生活で消費するカロリー”についてお話していきます。
運動以外の身体活動で消費するカロリーのことをNEAT(Non-Exercise-Activity Thermogenesis-非運動性熱産生)といいます。
NEATは運動以外の身体活動で消費されるエネルギーで、仕事や通勤、買い物、家事、階段の上り下りなどの運動以外の活動のことです。
ちなみに『運動』はスポーツやトレーニング、体操などで積極的に行う活動をさします。
NEATの消費カロリーは、運動と合わせて1日の総消費カロリーの20~40%と、とても大きいといわれています。
デスクワークが中心の方や、このコロナ禍で在宅ワークになってしまった方は、日々ほとんど出歩くことをしないので、このNEATが減少し、日々の消費カロリーが減少してしまっているかもしれません。
それがいわゆる『コロナ太り』などにつながっている可能性もあります。
また、肥満の方は痩せている方に比べて、1日に164分間座っている時間が長いという報告もあることから、立って活動をする時間を増やすことがダイエットには大切です。
特に現代では座りっぱなしのことが多く、そもそもこのNEATが低い傾向にあります。
激しい運動にチャレンジする前に、まずは立って活動する時間を増やす工夫をしてみてはいかがでしょうか。
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●NEATを上げる工夫例
①スタンディングデスクを使用する。
②通勤で階段を積極的に使う。
③通勤で歩く時間を増やし、なるべく早歩きをする。
⑤テレビのCM中に立って身体を動かす。
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立って動く時間を増やす工夫をしていけばNEATを増やし、消費カロリーを増やすことができます。
これからダイエットをしようと考えている方、最近運動できていないと感じている方、まずはこのNEATを高めることから始めてみましょう。