膝の痛みに対する機能改善パーソナルトレーニングの実際
2023年9月22日SAWAKI GYM代表の澤木です。今回のブログでは、多くのお客様が実際に悩んでいる膝痛に関して書いてみようと思います。残念ながら解剖学の知識を持たないトレーナーが働いているジムでは、良かれと思って行ったトレーニングで更に膝を痛める事例があると聞きます。
膝が痛い時にがんばってトレーニングをしてはいけません。まずは問題の究明です。私たちパーソナルトレーナーは主に次のようなことをします。
①問診…いつから痛いか、どこが痛いか聞きます
②過去…今まで同じような症状があったかどうか
③確認…しびれ/腫れ/痛み/熱感/赤みの有無
④可動域…膝の曲がりと伸びやすさ/左右差
⑤専門的なテスト…半月板などに異常がないか
これらのチェックをし、医療機関に送るかどうかの判断をし、今後の方向性を決めます。大きな問題がなかった場合は、お客様の膝にあったプログラムを作成していきます。例えば…
①膝そのものに影響を与えている問題への考慮
②膝に負担を掛けない曲げ伸ばしの方向・角度の割り出し
③太ももの前後左右の柔軟性や筋力の調整
④膝以外の問題点の改善(股関節や足首・姿勢)
⑤ジムトレと自宅トレのプログラム作成
このようにお客様のプログラムの方向性が決まれば、それはスペシャルな、その方だけの機能改善プログラムとなります。これを安全で効率よく進めていくのがパーソナルトレーナーの仕事です(時にはプログラムをお客様の主治医に確認してもらうこともあります)。
パーソナルトレーニングというとダイエットやボディメイク、と思っていられる方は多いと思いますが、SAWAKI GYMはこのような「機能改善パーソナルトレーニング」も行っておりますので、まずはお気軽にご相談ください。膝が痛くてもできるトレーニングはありますし、改善方向に向かうように私たちは最善の努力をしていきます。もちろんダイエットとの併用もできます。
SAWAKI GYMは小学生~80代の方が通っている、問題解決もできるパーソナルトレーニングジムだと知っていただけましたら幸いです(澤木談)。