ブログ「お腹をへこませること」と「腹圧を高めること」は似ているようで違います
2025年4月23日
「お腹をへこませること」と「腹圧を高めること」は似ているようで、実は目的も使う筋肉の働き方も違います。わかりやすく説明しますね。
お腹をへこませる(ドローイン)
これは、お腹を引っ込めて細くする動きです。
主に「腹横筋(ふくおうきん)」というお腹の深い筋肉を使います。

お腹周りを引き締める
ウエストを細くしたいとき
姿勢改善・軽い体幹トレーニングに効果的
お腹はへこんでいますが、中の圧力(腹圧)はそれほど高くありません。
腹圧を高める
これは、お腹を少しふくらませるようにして、お腹の内側に圧をかける動きです。
腹筋・背筋・横隔膜・骨盤底筋などが協力して働きます。
腰や背骨の安定(ケガの予防)
重いものを持つときのサポート
スポーツや筋トレのパフォーマンス向上に効果的
このとき、お腹はへこませず、むしろ少しふくらんだ状態で内圧が高まっています。
トレーニングベルトの役割は?
トレーニングベルトは、腰に巻くことでお腹の周りを固定し、腹圧をかけやすくしてくれる道具です。

ベルトを巻くと、お腹をふくらませたときに「当たる面」ができるので、自然と腹圧を意識しやすくなります。つまり、ベルトにお腹を「押し返す」ように力を入れることで、体の中の圧力=腹圧が高まり、腰や背骨がしっかり安定するのです。力士のまわしも同じような原理です。
こんなときに効果的!
・重いバーベルを持ち上げるとき
・スクワットやデッドリフトなど体幹に負荷がかかる種目
・腰を守りたいとき
ベルトは単に「腰を守る」のが目的ではなく、「腹圧をかけやすくして、自分の力で体を守るための補助」と考えると◎です。

サワキジムでは、トレーニングベルトに「ガードナーベルト」を推奨し、必要に応じてパーソナルトレーニングで使用しています。ベルトの正しい使い方や腹圧のかけ方も丁寧にお教えします!
みなさまのご来館をお待ちしております!!
体験パーソナル5,500円!!
